https://readyfor.jp/projects/kamosoukachouen
加茂荘花鳥園は、花菖蒲をはじめとする園芸植物の品種改良をしながら、新品種が生まれてゆく現場をそのままご覧いただく育種観光園芸という独自のスタイルをとっております。古民家とオリジナル花菖蒲・アジサイ、ダイヤモンドリリーなどの花々がちりばめられた里山を背景にカモが集い、四季折々の野鳥のバードウオッチングを楽しむ和風自然派花鳥園として、多くの方に安らぎの空間を楽しんでいただいてきました。
しかし、この度のコロナ禍で、休園を余儀なくされたり、開園できたとしても入園者数は少ない時は3割まで落ち込みました。そのような中で、栽培環境を維持するために必要な「低温蒸気土壌消毒器」や温室内の温度や湿度を良好に保つ自動コントローラー、センサーが壊れてしまいました。
コロナ禍でも、花鳥園を安心して安らげる場所として開放できるよう、栽培環境を改善し、庄屋屋敷「加茂荘」の一角にある味噌蔵を「カフェ」として生まれ変わらせるプロジェクトを立ち上げました。これは、日本で花鳥園の歴史を作ってきたプロデューサーである御年90歳になる加茂元照会長が描いた構想です。今回のプロジェクトは、加茂荘花鳥園を支えてきた加茂元照会長のメッセージでもあり、また会長の愛弟子の一江豊一育種研究所長66歳、そして会長の孫で新味噌蔵カフェの運営担当加茂康志30歳の三世代にわたるコラボによるものでもあります。
庄屋屋敷を囲む花菖蒲園から始まった加茂荘花鳥園。その根幹にある、皆様に最高の花と屋敷を楽しんでいただきたいという気持ち、逆境の現在もその根幹の気持ちあきらめずに続けたいという思いから今回のプロジェクトを発進させていただいています。これからも、里山の古民家で花も鳥たちも人間も、皆が安らげる場所であり続るために、「花の栽培環境の改善」と、感染対策を万全にした「味噌蔵カフェの誕生」へどうか応援をいただけないでしょうか。
どうぞよろしくお願いします。
加茂株式会社
社長 加茂登志子
会長 加茂元照
育種研究所所長 一江豊一