無名の長井古種のひとつ

長井市の休耕田で栽培されていた長井古種を撮影したもの。


この花は実際にはそうでないと思うが、こういう花を見ていると、野生のノハナショウブが、
ほんの少し変化した花のように感じられ、花菖蒲が発達した過程を見ているような気がして
くる。室町から江戸時代のはじめ頃、こんな花が山野から見つけ出されて栽培されたのが
いまの花菖蒲のはじまりなのだと思う。