未命名品

07年、08年は、濃桃色の花を咲かせるグループを数多く選抜した。この系統は、光田氏が90年代の後半に
多く育成したが、草丈低く、性質が弱い品種が多く一般向きではなかった。この点を改良して少しでも性質の
丈夫で、草丈もあり、花菖蒲園でも植栽可能な品種をと取り組んだ結果、数多くの個体が生まれた。

これらの個体は、数年後には増殖し、命名し販売に至れる個体も多いと思う。

本種は濃いピンクに弁元わずかに白絞りが入る。花径はやく16cmほどで、花形もよく整う。