雪害

【雪害で倒壊した場所、または倒壊の影響で起きた被害】

 

2014年2月14日の雪害

 

8000平方メートルあった温室の約8分の3(3000平方メートル)が雪の重みで倒壊
全 壊:花の生産場約2000平方メートル

屋内バードショー会場

 

動植物:ナイルティラピア 約100匹全滅
ベゴニア 15000 株

フクシア   3000 株

その他の植物 2000 株

(全約 20000 株 寒さのため枯死)

 

設 備:空調設備全400台の内300台損壊

花の生産台50台損壊

 

 

【南の鳥ふれあいエリア(ロリキートランディング)の被害】
屋根続きだったすぐ隣の温室が倒壊。

エリア自体は潰れなかったものの、壁がなくなった。

さらに鳥たち救出後、ランディングまでの道も倒壊し、近づけない状態だった。

雪害時は鳥たちを助け出すことに成功したものの、その後、急激な環境の変化によるストレスで体の弱い個体や老齢個体が何羽か死亡することになった。

 

 

【当時の写真】

 

富士花鳥園の温室は元々、3つの屋根がつながった巨大な温室だった

 

左:A棟。花の生産場・南の鳥ふれあいエリアあったところ

真ん中:B棟。全壊。花の生産・展示場があったところ

右:C棟。花の展示・花の下のレストラン等があるところ

 

写真はC棟にやっと壁ができ始め(奥はまだビニールシートがかけてあるだけ)、B棟の撤去も進み始めた頃

 

 

潰れた屋内ショー会場 外側から

 

潰れた屋内バードショー会場 内側から

 

雪が吹き込み続けた温室

栽培スタッフが10年以上かけて育ててきた花たちも、たくさん枯れてしまった

 

少しでも寒風を防ぐため、応急処置でビニールシートを貼ったが、簡単には風を防げなかった

 

鳥たちを救出直後の写真

無事だったフクロウ展示室内へ鳥たちを避難

バードスタッフが、1羽、1羽、様子をうかがっていた

 

復旧作業中の写真は、切迫していたためほとんど残っていませんでした。

ひたすら雪かきをし、廃材を運び、ご予約のお客様にお詫びの電話をし…

こんな状況なのに何で花はきれいに咲いたままなんだろう、と思ったのを覚えています。

 

その後、3月17日より仮オープンをし、徐々に復旧箇所を増やしつつ、お客様に支えられて今にいたります。

 

受付 本田

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