宵の星
一重のガク咲き。花弁には不揃いな鋸歯が入る。一見地味だが、白い絞りが入り、奥深さを感じさせる花である。
花色を良く見ると、決して単一色ではなく、朱色、桜色、茶色がかった赤色、白色の絞りと、見ていて楽しい。
pHによる花色の違いが出にくい品種。和の趣を強く醸し出しており、古民家や庭園などではその雰囲気を壊すことなく、すんなり映える。
芽飛びのし難さを売りにしている当園のオリジナルアジサイの中では、若干霜に弱いため、たくさん花を咲かせたい場合は木陰でじっくり育てて見ると良いと思う。